今から約30年以上前の話ですが、当時勤めていた会社の先輩にMさんと言う方が
いました。
Mさんは東京から越してきた方で、仕事は出きるし、皆に優しく気配りもでき信頼され
年下の僕にもさん付け、敬語で話されこちらが恐縮するぐらいで、仕事でも助けられたり
アドバイスを受けたことも何度もありました。
その会社は酒好きな社員が多く、飲み会も頻繁にあり週に2~3回はあったと思います。
僕は会社の飲み会があまり好きではなく、月1~2回程度のつきあいでしたが、件のMさん
も時々飲み会に参加することもありました。
飲むのは、当時酎ハイなどおしゃれなカクテルなど居酒屋になかったので、主にビールと
泡盛が中心でしたが、ある日の飲み会で、たまには違う酒でも飲もうという事になり
日本酒を注文。
Mさんは飲みすぎたから帰ると遠慮してたのですが、誰かがもう少しだけと日本酒を勧めます。
・・もう後は想像つくと思いますが、それまでいつもの謙虚で優しいMさんが、段々と目が座り
雰囲気が違ってきます。そしていつのまにか言葉遣いが敬語からタメ口に・・さらに極めつけが
皆さんはとか、あなたはという呼び方が、オイ!おめぇは!に始まりテメエら、コノヤローと
べらんめぇ調に変化していきました。ヽ(`Д´)ノ
みんな( ゚д゚)ポカーンとした表情で聞いてましたが、徐々にエスカレートしたMさんの口調で
怖がる女性社員もいて、その日はお開きとなりました。
翌日出勤してきたMさんは、何もなかったようにいつものように謙虚なMさんでした。
そのギャップに驚き、受けた僕らはちょくちょくⅯさんを飲み会に誘い、日本酒を飲ませ
うっ憤を晴らしてもらいました。( ´艸`)
最初は怖がっていた女性社員も段々慣れ、Mさんのギャップを楽しむぐらいなっていきました。
それぐらいMさんが皆から好かれ、慕われていたんだろうと思いますね( ´艸`)
数年後、僕はその会社を辞めⅯさんとは疎遠になりましたが、今でも当時の同僚と付き合いがあり
Mさんの話をすると、数年前に病気で他界されたことを聞きました。
一般的に酒乱の方は避けられたり、会いたくないという負のイメージですが、Mさんの場合確かに
酒乱ではありましたが、そういう欠点を補うぐらいの人柄、謙虚さや心の温かさなどMさんへの印
象は変わりませんし、出来る事ならもう一度会って、酒を酌み交わしたいぐらい忘れられない一人
です。( ´艸`)
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