今日は母の日ですね。
僕の母が病気で他界し、はや40年近くなります。
母の死因は「肺高血圧症」でした。
母は自営業の父を支え、祖母の介護、そして家族の面倒を一生懸命にしてきました。
だけど元々体は丈夫ではなく僕が高校生ぐらいから体調をくずし、大学生になったころには
寝たり起きたりの生活になり、家の事は姉が仕事をしながらするようになり、僕はというと
車で母の病院への送迎をすることぐらいしかできません。
毎回病院へ送迎するたびに申し訳なさそうに「ごめんね」「ありがとう」と言う母に
僕は照れ隠しでわざとぶっきらぼうに「じゃあ後で」・・と返してしまってました。
段々呼吸することが難しくなり、咳き込んだりして痩せ細り弱っていく母を見ると
家族皆、母に対して何もしてあげられない事に自己嫌悪に陥ったりしました。
そして数年後、母は旅立ちました。
そして僕が40歳過ぎに病院の検査で膠原病と診断、そして60歳に新たに母と同じ
「肺高血圧症」と診断されました。
僕の場合は、今では母が受けていた治療よりはるかに医療も進化し、薬も充実、
そして何より呼吸を補助する機材(酸素濃縮装置)が、家庭でも供給されることが
とてもありがたく、その病気による息苦しさが身に染みついて理解できる僕は、
当時そういった装置もなく、呼吸が大変で苦しみぬいた母の気持ちを思うと、
余計に何もしてあげる事もできず、せめて優しくいたわる言葉だけでもたくさん
母に言ってあげればよかったと、とても後悔しております。
親孝行したい時分に親は無し
母ちゃん、親孝行できなくてごめん。
母の日おめでとう、そしてありがとう。
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